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医療ガス関連

医療ガス(医療用ガス・医薬品として使用されるガス)


弊社では医療用酸素ガス(日本薬局方酸素、液体酸素)、麻酔ガス(笑気ガス =亜酸化窒素)、を始めとする様々な
医療用ガスをお客様に提供させて頂いております。
医薬品として使用されている医療用ガスは現在、6種類(細かく分類すると9種類)あります。
それぞれの詳細を以下にご案内致します。



 医療用ガス6種類 酸素 (液化酸素を含む) 
  窒素 (液化窒素を含む
  亜酸化窒素(亜酸化窒素+酸素の混合物)
  二酸化炭素
  殺菌ガス
  キセノン
   
 その他のガス ・液化ヘリウム
  一酸化窒素
  ・分析機器用ガス(混合ガス・標準ガス)

【1】酸素

医療用酸素は病院内では主に、呼吸器疾患の患者さんに吸入用の酸素として使用されています。
他にも麻酔器に酸素ガスを使用する場合がありますし、高気圧酸素治療器や人工呼吸器等の医療機器にも酸素ガスが使用されています。
また病院外では、在宅酸素療法により、ご家庭で携帯用酸素ボンベ(外出用・緊急用酸素ボンベ)としても使用されております。


日本語名 酸素       
英語名 Oxygen
分子式 O2
分子量 31.999
沸点 -183.0℃
融点 -218.8℃
臨界温度 -118.6℃
比重 1.10529 (空気=1)
液体密度 1.1407kg/L(空気の約21Vol%を占めています。)
ボンベ色
荷姿 酸素ガスボンベ :0.5m3、1.5m3、6m3、7m3
  可搬式液化ガス容器(LGC) :(132m3)
  ローリー  

(1)酸素の特性等

●無色(液体酸素は淡青色)
●無味、無臭。
●空気よりやや重い。
●酸素自体は燃える物ではありませんが、他の燃焼を助ける性質(支燃性)があります。
●高濃度な酸素ガス中では以下の様な現象が起こり、危険です。
1.可燃性ガスの爆発範囲が、空気中より飛躍的に広くなります。
2. 油脂類が付着していると、わずかな火花で発火します。
3. 可燃物の着火温度が低くなり、燃焼は高温で高速になります。
4.(高濃度・高圧の酸素ガス中では)自然発火に近い状態でも爆発的に燃焼します。
●ガス体、又は液体として運搬します。


(2)酸素ガス取り扱い上の注意

・ 通常の空気中で燃える物は、酸素が多いとより燃え易くなります。→火気厳禁!
・ 酸素ガスの容器(ボンベ)には一般的に、約150~200倍に圧縮されたガス 状で充てんされています。
 →高圧注意!
・ 液体酸素は気化すると約860倍の体積に膨張します。漏洩の際は十分に換気して下さい。→漏洩注意!
・ 液体の酸素は超低温(-183℃)です。皮膚についた場合は凍傷・低温火傷 の心配があります。→取扱注意!
・ 使用前に必ずガス名およびラベルを確認して下さい。 →ガス取り間違え注意!
・ バルブ、減圧弁に油脂類、じん埃等は禁物です。→燃焼注意!
 (バルブを開く時は特にゆっくりと。機器破損事故、燃焼事故防止の為に。)
・ 吸入前に異臭がないことを確認して下さい。→燃焼注意!品質注意!
・ 容器は固定して作業・使用して下さい。→容器の転倒事故注意!
・ 使用後は必ずバルブを閉じて下さい。→ガス漏れ注意!
・ 使用前後と使用中1日1回、合計3回は点検を行うこと。
 →(ガス漏れチェ ック、用具破損等チェック、圧力チェック等)
・ 火気は厳禁です。
・ 容器の保管や使用は40℃以下で行って下さい。→ガス膨張注意!



(3)酸素の危険性

・ 酸素は生命に不可欠なガスですが、吸入により副作用が生じる場合があります。
・ 酸素を吸入する際には医師の処方に従い、十分に注意して使用する事。


【2】窒素

医療用窒素は病院内では主に、外科手術の際、ドリル等の機器の駆動用に用いられています。又、医療用酸素と医療用窒素を混合し、人工空気(純正空 気・合成空気とも呼ばれています。)としても使用されています。
さらに液体窒素は極低温の性質を利用し、皮膚科等でのイボ等の除去に用いられたり、産婦人科や最先端医療等の
研究現場等で、細胞の凍結保存用等に使用されます。


日本語名 窒素 
英語名 Nitrogen
分子式 N2
分子量 28.01
沸点 -195.8℃
融点 -209.9℃
臨界温度 -147.0℃
比重 0.967 (空気=1)
液体密度 0.808Kg/L(空気の約78.09Vol%を占めている。)
ボンベ色 ねずみ色
荷姿 窒素ガスボンベ :0.5m3、1.5m3、6m3、7m3
  可搬式液化ガス容器(LGC) :(132m3)
  ローリー  
  マホー瓶 :5ℓ、10ℓ、20ℓ等
  超低温保存容器  


(1)窒素の特性等

●無色。
●無味、無臭。
●不燃性。
●窒息性(高濃度な窒素ガス中では酸欠による窒息の危険があります。)
●ガス体、又は液体として運搬します。



(2)窒素の特性等

・ 容器(ボンベ)には一般的に、約150~250倍に圧縮されたガス状で充てんされています。→高圧注意!
・ 窒素が充満すると窒息の危険性があります。→窒息注意!要換気!
・ 使用前に必ずガス名およびラベルを確認して下さい。→ガス取り間違え注 意!
・ バルブの開閉は静かに行って下さい。→機器破損注意!燃焼注意!
 (バルブを開く時は特にゆっくりと。機器破損事故、燃焼事故防止の為 に・・・)
・ 容器は固定して作業・使用して下さい。→容器の転倒事故注意!
・ 使用後は必ずバルブを閉じて下さい。→ガス漏れ注意!
・ 使用前後と使用中1日1回、合計3回は点検を行って下さい。
 →(ガス漏れ チェック、用具破損等チェック、圧力チェック等)
・ 容器の保管や使用は40℃以下で行うって下さい。→ガス膨張注意!
・ 液体の窒素は超低温(約-196℃)です。皮膚についた場合は凍傷・低温火傷の心配があります。→取扱注意!



(3)窒素の危険性

・ 高濃度になると酸欠による窒息を起こすので、ガス漏れには十分注意し、
  使用の際は室内の換気を十分に行って下さい。
・ 液体の窒素は超低温(約-196℃)です。皮膚についた場合は凍傷・低温火傷の危険がある為、
  十分注意して下さい。


【3】亜酸化窒素(笑気)

亜酸化窒素(笑気)は院内では麻酔薬として使われています。しかし、亜酸化 窒素(笑気)単独では麻酔作用が弱い為、他の麻酔薬(揮発性麻酔薬等)と併用して使われています。
亜酸化窒素(笑気)は強い鎮痛作用を有し、呼吸、循環、消化器への影響が極めて小さく、安定した麻酔状態が
得られ、全身麻酔の基本となる医薬品と言われています。また、歯科治療などでも鎮痛の為に使用されています。

日本語名 亜酸化窒素(笑気、一酸化二窒素) 
英語名 Nitrous Oxide
分子式 N2O
分子量 44.01
沸点 -88.48℃
融点 -90.86℃
臨界温度 36.5℃
比重 1.226 (液体、沸点-88.48℃)
ボンベ色 (上部:紺)+(その他:ねずみ)
荷姿 亜酸化窒素ボンベ :30Kg、7.5Kg、2.5Kg


(1)亜酸化窒素の特性等

●無色。
●臭いは、甘香気がします。
●支燃性ガス。
●空気よりやや重いガスです。
●高濃度な亜酸化窒素ガス中では酸欠による窒息の危険があります。
●主に液体で運搬されています。



(2)亜酸化窒素の取り扱い上の注意

・ 支燃性(空気中で燃える物は、より燃え易くなります。)→火気厳禁!
・ 容器(ボンベ)には一般的に、液体で充てんされています。→重量・容器転 倒 注意!
・ 亜酸化窒素の容器(ボンベ)圧力は20℃で5.1Mpaです。(液化ガスとして 充てんされています。)
 →取扱注意!
・ 液体の亜酸化窒素は低温(約-88℃)です。皮膚についた場合は凍傷・低温火傷の心配があります。→取扱注意!
・ 亜酸化窒素が充満してしまうと窒息の危険性があります。→窒息注意! 要換気!
・ ガスには鎮痛・麻酔作用があります。→取扱注意!
・ 使用前に必ずガス名およびラベルを確認して下さい。→ガス取り間違え注 意!
・ バルブ、減圧弁に油脂類、じん埃等は禁物です。→燃焼注意!
・ バルブの開閉は静か行って下さい。→機器破損注意!燃焼注意!(機器破損事故、燃焼事故防止の為 に・・・)
・ 容器は固定して作業、使用して下さい。→容器の転倒事故注意!
・ 使用後は必ずバルブを閉じて下さい。→ガス漏れ注意!
・ 使用前後と使用中1日1回、合計3回は点検を行って下さい。
 →(ガス漏れ チェック、用具破損等チェック、圧力チェック等)
・ 容器の保管や使用は40℃以下で行って下さい。→ガス膨張注意!
・ 火気は厳禁です。



(3)亜酸化窒素の危険性

・ 高濃度になると酸欠による窒息を起こすので、ガス漏れには十分注意し、使用の際は室内の換気を十分に
  行って下さい。(オペ室等では除外措置[自動排出装置]の設置が一般的です。)
・ 液体の亜酸化窒素は低温(約-88℃)です。皮膚についた場合は凍傷・低 温火傷の危険がある為、
  十分注意する事。

【4】二酸化炭素

二酸化炭素(炭酸ガス)は院内では主にオペ室で気腹手術(内視鏡手術)に使用されています。
他には冷凍手術、酸素と混合して呼吸治療に、炭酸ガスレー ザーメスにも使用されています。

日本語名 炭酸ガス 
英語名 Carbon Dioxide
分子式 CO2
分子量 44.01
沸点 -78.5℃
融点 -56.5℃
臨界温度 31.0℃
比重 1.53(空気=1) 空気より重い。
空気中に350ppm程度存在する。
ボンベ色
荷姿 二酸化炭素ボンベ :30Kg、7.5Kg、2.5Kg[2.2 Kg]
  ※液体で取り出す場合は、サイフォン付きのボンベがあります。


(1)二酸化炭素の特性等

●無色、無味、無臭。
●不燃性。(化学的には不活性で安定しており不燃性ガスとして消火用ガスにも使用されています。)
●空気より重いガスです。
●窒息性(濃度が高いと窒息する恐れがあります。)
●水に溶け易い。(15℃の水1Lに対し約1Lのガスが溶ける。)
●腐食性については乾燥状態ではありませんが、湿分の存在では炭素鋼に対して腐食性が出てきます。
●主に液体で運搬されています。


(2)二酸化炭素の取り扱い上の注意

・ 容器(ボンベ)には一般的に、液体で充てんされています。→重量・容器転倒 注意!
・ 二酸化炭素の容器(ボンベ)圧力は20℃で5.7Mpaです。
 (液化ガスとして 充てんされています。)→取扱注意!
・ 二酸化炭素は低温状態で容器内に存在します。皮膚についた場合は凍傷・低温火傷の心配があります。
 →取扱注意!
・ 二酸化炭素が充満してしまうと窒息の危険性があります。→窒息注意! 要換気!
・ 使用前に必ずガス名およびラベルを確認して下さい。→ガス取り間違え注 意!
・ バルブの開閉は静か行って下さい。→機器破損注意!
 (バルブを開く時は特にゆっくりと。機器破損事故防止の為に・・・)
・ 容器は固定して作業・使用して下さい。→容器の転倒事故注意!
・ 使用後は必ずバルブを閉じて下さい。→ガス漏れ注意!
・ 使用前後と使用中1日1回、合計3回は点検を行って下さい。
 →(ガス漏れ チェック、用具破損等チェック、圧力チェック等)
・ 容器の保管や使用は40℃以下で行う事。→ガス膨張注意!



(3)二酸化炭素の危険性

・ 高濃度になると酸欠による窒息を起こすので、ガス漏れには十分注意し、 使用の際は室内の換気を
  十分に行って下さい。
・ 二酸化炭素は低温状態で容器内に存在します。皮膚についた場合は凍傷・低温火傷の危険がある為、
  十分な注意が必要です。


【5】キセノン

キセノンは医療用途として主に、CTスキャナーの造影剤として使用されています。
(医薬品の製造販売承認認可を受けています。)
またキセノンは、重たくてイオン化し易いという性質から、X線検出器にも利用されています。
(キセノンは、X線を減ずると共にこれを電気信号に変える役割を持っていま す。人体検査に使われるX線CTや
X線厚み計等の検出器に封入されていま す。)
さらに、キセノンの麻酔作用は古くから知られていましたが、最近の研究で、麻酔能力、鎮痛能力、副作用等の
全ての面で、現行の麻酔ガス(亜酸化窒素= 笑気ガス)より優れるという報告がなされ、再び注目が集まってきています。


日本語名 キセノン 
英語名 Xenon
分子式 Xe
分子量 131.29
沸点 -108.13℃
融点 -111.80℃
臨界温度 16.6℃
比重 4.42(空気=1、0℃、1013hPa)
空気中に非常に微量 (0.087ppm)存在する。
ボンベ色 ねずみ色
荷姿 キセノンボンベ :3.4L 10L 20L 47L
  最大充填量 :200L 600L 1100L 2500L
  (最大充填量の圧力は、約5.3Mpaです。)


(1)キセノンの特性等

●無色、無臭の気体。
●空気より重い。
●溶解性 : 1mLは、温度20℃、気圧1013hpaで水9.2mlに溶ける。脂肪類にも良く溶解する。
(人体脂肪に溶けやすく、脳組織中等への拡散、溶解性に優れている性 質を持っています。)
●不燃性:きわめて安定な不活性ガス。 
●X線の高エネルギー電磁波の透過を防ぐ能力がある。
●重たくてイオン化し易いという性質があります。



(2)キセノンの取り扱い上の注意

・ 容器(ボンベ)には一般的に、気体で充てんされています。→容器転倒 注意!
・ キセノンが充満してしまうと窒息の危険性があります。→窒息注意!要換気!
・ キセノンを使用する場合、空気中の酸素濃度が低下する恐れがあります。 →窒息注意!要換気!
・ 使用前に必ずガス名およびラベルを確認して下さい。→ガス取り間違え注 意!
・ バルブの開閉は静か行って下さい。→機器破損注意!
 (バルブを開く時は特にゆっくりと。機器破損事故防止の為に・・・)
・ 容器は固定して作業・使用して下さい。→容器の転倒・破損事故注意!
・ 使用後は必ずバルブを閉じて下さい。→ガス漏れ注意!
・ 使用前後と使用中1日1回、合計3回は点検を行って下さい。
 →(ガス漏れ チェック、用具破損等チェック、圧力チェック等)
・ 容器の保管や使用は40℃以下で行って下さい。→ガス膨張注意!
・ 容器は粗暴な扱いをしない事。容器弁が破損した場合、容器が飛んでしまう事があります。→ガス噴出注意!
・ 火災の時火炎にさらされると、容器の内圧上昇が激しい場合は、容器破裂に至る場合があります。
 →ガス膨張・噴出注意!


(3)キセノンの危険性

・ 高濃度になると酸欠による窒息を起こすので、ガス漏れには十分注意し、使用の際は室内の換気を十分に行って
  下さい。(空気より重いので注意して下さい。漏洩区域内に入る者は陽圧自給式呼 吸器を着用し、酸素濃度を測定
  管理し対応して下さい。)
・ キセノンガスが膨張・噴出した場合、容器が飛んでしまう事があります。取扱には十分注意して下さい。

【6】殺菌ガス(エチレンオキシド、酸化エチレン)

エチレンオキシド(酸化エチレン)は医療機器等を滅菌する目的で使用されています。
院内では中央材料室(中材)でエチレンオキシド滅菌器を用いた滅菌 作業で使用されています。
医療用ガスとしてエチレンオキシドが製造販売承認 を受けており、医薬品として、エチレンオキシド、またはエチレンオキシドと二酸 化炭素との混合ガスが使用されています。
エチレンオキシドは生体にきわめて有害で、高濃度では曝露することで死亡し たり、健康上の被害が発生する事が
あります。また低濃度の長期間曝露の場 合でも、強い発がん性を有することがわかっています。
(労働安全衛生法では本ガスを「特定化学物質等障害予防規則、特定第2類 物質」に指定し、作業施設、管理者、
作業方法に規制を設けており、さらに半年毎に、滅菌作業場の環境測定(濃度測定)も義務付けられています。
詳細は、労働安全衛生方法をご参照下さい。
(※弊社では滅菌作業場の作業環境 測定や濃度対策のご相談にも対応しております。)


日本語名 酸化エチレン   
英語名 EthylenOxide
分子式 C2H4O
分子量 44.05
沸点 10.73℃
融点 -112.35℃
比重 1.53(空気=1) 空気より重い。
空気中に350ppm程度存在する。
恕限量 1ppm
ボンベ色 ねずみ色
荷姿 エチレンオキシドボンベ :30Kg、10Kg、5Kg


(1)エチレンオキシドの特性等

●無色
●低濃度では感知出来ないが、エーテル臭がある。(目鼻を刺激する不快な 臭い。)
●空気より重い。
●可燃性のガスで爆発性が高い。
(エチレンオキシド10%と二酸化炭素80%との混合ガスのみ不燃性。)
(よく使用されているエチレンオキシド20%と二酸化炭素90%との混合ガスその他、高濃度のエチレンオキシドは
 空気、酸素および火気が存在しな くても分解して爆発を起こす。)
(空気または酸素と混合して火気に触れると爆発を起こす。)
●強い毒性がある。 
●水に溶解する。
●主に液体で運搬されています。
●平成13.4.27より特定化学物質に追加。



(2)エチレンオキシド(酸化エチレン)の取り扱い上の注意

・ 毒性ガスです。→漏洩注意!
・ 可燃性ガスです。→漏洩注意!火気厳禁! 〔EO(エチレンオキシド[酸化エチレン])10%以下を除く。〕
・ エチレンオキシド(酸化エチレン)と二酸化炭素の混合ガスで、液化ガスと して充てんされています。
 →重量・転倒注意!
・ 使用前には必ずガス名およびラベルを確認して下さい。→ガス取り間違え注意!
・ バルブの開閉は静かに行って下さい。→機器破損注意!燃焼注意!
・ 容器は立てて倒れないように固定して下さい。→容器の転倒事故注意!
・ 使用場所では換気は十分に行なって下さい。→毒性・可燃性注意!
・ 使用後はバルブを閉じて下さい。→ガス漏れ注意!
・ 使用前後と使用中1日1回、合計3回は点検を行って下さい。→(ガス漏れチ ェック、用具破損チェック、圧力チェック等)
・ 火気は厳禁です。



(3)エチレンオキシド(酸化エチレン)殺菌ガスの危険性

・ 毒性大。
・ 酸化エチレンを吸入すると、量により頭痛、めまい、全身倦怠感、嘔気等の症状が起こる。
・ 急性毒性としては、人体では、水分のある目・鼻・口・上部気道等に付着して炎症を起こす。
・ 湿った皮膚では火傷症状となり、大量曝露で見当識障害や肺水腫等重篤な症状を呈する。
・ 取り扱い作業環境濃度は1PPM。
・ 分解爆発性。


 京浜事業部 医療グループ
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