株式会社 渡商会 エアウェイ・グループ
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ポータブル型ニオイセンサ
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ニオイセンサとは

【ニオイを数値化する原理】
ニオイセンサXP-329IIIRに使用しているセンサは、下図1のように白金線コイル上に金属酸化物を直径約0.4mmの玉状に塗布した後、焼結させた構造です。金属酸化物半導体の表面にニオイ分子が吸着すると、半導体の電気伝導度がよくなり抵抗値が下がります。その抵抗値の変化を図2.のようなブリッジ回路の偏差電圧として取り出し、数値化して表示しています。

【ニオイセンサでできること】
ニオイセンサXP-329IIIRの使用方法は大きく分けて2通りあります。ひとつは品質管理や製品管理など、相対的にニオイの強弱を判定する「相対比較」。もうひとつは工場周辺の環境管理や脱臭装置の性能評価時などに使用する「臭気指数測定(計測)」です。ここでは使用方法ごとに用途例をご紹介します。

 「相対比較」での用途例
・ 芳香剤や消臭剤などの持続性テスト
・ 各種食品や香辛料の品質管理
・ 味噌などの発酵工程管理
・ 肉・魚・果物などの鮮度判定
・ 油の劣化度チェック
・ 印刷や塗装後の乾燥状態のチェック
・ 高分子材料をはじめ、有機材料の残存モノマーの検出
・ 物理化学反応の追跡
・ フレーバー、フレグランスの香りの設計
・ 錠剤の品質管理
・ 食品包装材の品質管理
・ 特殊繊維の品質管理

 「臭気指数測定(計測)」での用途例
・ 悪臭吸着剤や消臭剤の効果確認
・ 脱臭装置や空気清浄機の性能評価
・ 工場排気臭の測定
・ 河川や工場排水の水質監視
・ 室内や車内の環境モニタ
・ 工場周辺の環境管理
・ 河川や工場排水の水質監視
・ 室内や車内の環境モニタ
・ 工場周辺の環境管理

 ニオイセンサの表示方法
XP-329IIIRの「レベル値」に単位は無く、ニオイの強弱を0~2000の数値で表示しています。ニオイは通常、色々なニオイ物質が混ざり合った複合体で存在します。ひとつのニオイ(単一臭気)であれば、その濃度をppmやppb、%といった単位で表せますが、ニオイが混ざり合って存在(複合臭)する場合はこうした単位で表示することができません。公定法である嗅覚測定法で得られた臭気指数や臭気濃度にも単位はなく、「強さの度合い」という形で表されます。こうした背景もあり、ニオイセンサはニオイの強弱を相対的に数値化しますので、指示値は無単位となっています。
 

 ニオイセンサのメリット
・ニオイの強弱をリアルタイムに測定できる「レベル値」と嗅覚測定の「臭気指数[相当値]」の測定が可能
嗅覚のように順応や慣れが起こらないので、リアルタイムで測定ができ、しかも経時的なニオイの変化も測定可能です。また、嗅覚測定の臭気指数に相当する臭気指数[相当値]が表示可能です。

・オリジナルの臭気指数[相当値]変換が可能
お客様の測定対象臭気に合わせた臭気指数変換テーブルをお客様ご自身で入力できるようになりました。
※臭気指数変換テーブルについてはこちらのメーカーHPをご覧下さい(外部リンク)

・モニタリングモードとバッチモードの2測定モード方式
連続してリアルタイムに測定値を表示できるモニタリングモードと、1分間のピーク値を表示するバッチモードの2つの測定モードがあるので、用途に応じて使い分けができます。

・人体に有害な悪臭もひとに代わって測定が可能
嗅覚測定法のようにひとが嗅ぐことなく測定することが可能です。

 ニオイセンサではできないこと
*ニオイの種類の識別はできません
ニオイセンサXP-329IIIRで良いニオイとくさいニオイの違いや、ニオイの種類の識別はできません。
例えば、ある良いニオイの花をニオイセンサで測定したとき、レベル値で「300」という指示が得られた場合、この花のニオイの強さの度合いは「300」であるといえます。また、ゴミ捨て場での測定でも「300」という指示が得られた場合、ゴミ捨て場のニオイの強さの度合いもまた「300」であるといえます。
この場合ように、ニオイの質が明らかに違っていても、得られる数値がまったく同じになるということがあり、ニオイセンサで良いニオイとくさいニオイの違いや、ニオイの種類を識別することはできません。

*ガス検知器ではありません
ニオイセンサは、あくまでもひとの鼻にかわってニオイの強弱を測定することを目的として設計されています。
従って有毒ガスや可燃性ガスの濃度を測定したり、ガス漏れを発見したりすることはできません。
検知原理的にはガス検知器と似ていますが、特定の有毒ガスや可燃性ガスの濃度を測定したり、ガス漏れを発見するためのガス検知器ではありません。


*これらのニオイは測定できません
以下のニオイはセンサ部分を破損させたり、センサに悪影響を与える場合がありますので測定できません。
・高濃度のニオイやガス(特に硫化物)
・ヘアスプレー、シリコーン系接着剤、シリコーンチューブなどからのシリコーン化合物
・タバコの煙など粒子状の高濃度のタール
・オイルミストなどの蒸気
・高濃度の塩化物や強酸物質のガス
・塩素を含むハロゲン化物のガス
・オゾン・NOxなどの酸化性ガス
 
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